世界遺産登録5周年記念「遠賀川水源地ポンプ室」フットパスを開催しました👣

令和3年1月31日(日)に世界遺産登録5周年を記念して開催された「遠賀川水源地ポンプ室」フットパスの様子を皆さんにお届けします!

まずは、当日の様子を動画でお伝えします(^^♪ぜひご覧ください!

フットパスの魅力は、ゆっくりとしたペースでまちなかや田園風景など、その地域のありのままの姿を感じながら、参加者同士やガイドさんと交流ができることです。
遠賀川周辺を散策しながら、本日の見どころスポットに向かうまで、それぞれお話をしながら楽しく歩きました♪

そして、本日の見どころスポット1か所目!

『遠賀川水源地ポンプ室』

今回の主役である、『遠賀川水源地ポンプ室』では、九州大学大学文書館協力研究員の市原先生に解説をしていただきました!!

遠賀川水源地ポンプ室は、1910年に官営八幡製鐵所の送水施設として造られました。
現在も稼働しているため、施設内部は非公開です。今回はぐるりと一周ポンプ室を眺めながら、先生の説明を聞き楽しみました(^^♪

そして次に向かったのは、見どころスポット2か所目!

『鉄管橋』

『鉄管橋』では、中間市観光ガイドさんから説明していただきました!

鉄管橋は、工業用水として必要な遠賀川の水を日本製鉄(株)九州製鉄所八幡地区まで送水しています!

その近くにあったマンホールについても説明していただきました!


一見普通のマンホールに見えますが、実は製鉄所のマークのついた珍しいマンホールなんです(^^♪

鉄管橋もマンホールも道路から見えるので、近くを通った時はぜひチェックしてみてくださいね♪

続いて向かった先は、見どころスポット3か所目!

『中間唐戸』

『中間唐戸』では、中間市観光ガイドさんに説明していただきました!
中間唐戸は、堀川にかかる水門で、江戸時代に造られたものです。現在は県指定文化財となっています。
遠賀川の治水対策や水上運送などを目的に掘削された堀川は、中間唐戸が完成し開通しました。
「中間唐戸に行きたくて探してたけど場所がわからず、フットパスに参加して来ることができて良かった」とお話しする方もいました♪

次に向かった先は、見どころスポット4か所目!

『鉱滓煉瓦(こうさいれんが)の橋』

『鉱滓煉瓦(こうさいれんが)の橋』を見学に行きました♪

鉱滓煉瓦は、鉄をつくるときにできる副産物をリサイクルして作られている煉瓦で、実はデザインのアクセントとして、遠賀川水源地ポンプ室の一部(丸窓の枠など)にも使用されているんです(^^♪

 

国内外の鉱滓煉瓦(こうさいれんが)の調査なども行っている市原先生に解説していただき、「またゆっくり見に来よう」とお話しする参加者さんも。

堀川沿いの道を通って、最後の見どころスポットへ!

中間市地域交流センターにて、開催されている『遠賀川水源地ポンプ室写真パネル展』を
市原先生の解説付きで楽しみました♪

写真パネル展は、2月14日(日)まで、中間市地域交流センターにて開催しています♪お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください!

今回のお土産には、世界遺産登録5周年を記念して、世界遺産関連グッズや、なかまフットパスオアシスにご協力いただいている『パティスリー130』さんのポンプ室のイラストが描かれた、“どら焼き”をお持ち帰りいただきました♪求肥が入っていて、もちもちした食感で、食べごたえのあるとても美味しいどら焼きです!
どら焼きは、お店(パティスリー130)でも販売されているので、気になった方はぜひチェックして下さい!

次回のフットパスは、3月14日(日)に中島と遠賀川沿いの下大隈地区を巡るフットパスを開催します。
詳細が決まりましたらお知らせいたしますので、ぜひご参加ください。
また皆さんとお会いできることをスタッフ一同楽しみにしております。