遠賀川沿いを走る福岡県道73号直方水巻線沿いに厳島神社はあります。
少し高い所に遠賀川下流域を眺めるように鎮座しています。
交通の神である三女神(さんじょじん)や市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)を祭っています。すぐそばには2015年に明治日本の産業革命遺産に登録された世界遺産『遠賀川水源地ポンプ室』や明治時代は筑豊炭田から産出される石炭を運ぶ川ひらた舟が行き交った人工運河『堀川』と遠賀川から堀川へ水を入れるための水門『中間唐戸』があります。
7月16日は厳島神社の夏越祭(なごしまつり)でした。
茅の輪くぐりをする鳥居は、社殿のある場所から少し離れた中間唐戸水門の近くにあるという特殊なつくりです。夕暮れのなか祭典が行われ、氏子の皆さんと参加者でにぎやかな直会(なおらい)がありました。